遠軽駅を出て正面の信号のある交差点を右折してメトロプラザという建物を回り込むように歩いていくと線路の向こうに瞰望岩が見えてくる,そのまま線路に沿って歩き踏切を渡ると遠軽郷土館があって ここには遠軽駅や名寄本線などの資料が残されているので立ち寄ってみると良い。 その郷土館の裏手に遠軽公園があって そこにD51-859とキ282が展示されている。 ちなみに「えんがる公園」というコスモスで有名な公園もあるので注意が必要だ 石北本線で来て遠軽駅から歩くなら間違わないが クルマであればナビへの目的地入力は「遠軽町郷土館」にするのが良いと思う。
見上げれば瞰望岩という場所で 木が生い茂っているがD51-859には屋根がかけられている。デフには遠軽町の町標が描かれている、星は北見国で丸はそれぞれが天・地・人を表しているらしい。 きちんと管理しているようでヘッドライトやガラス窓は割られていない さすがに塗装は白化してきてて錆も出始めているが 悲惨な状態にはなっていない。
D51には珍しくデッキの左右にコの字を90度曲げた形の手すりが付いていて 切り詰められたデフにはバイパス弁点検用扉が付けられていて運転士側にだけ遠軽町の町章が描かれている。 星は北斗星でここ北見国を表し中の丸はそれぞれ天・地・人ということだ デフへの落書きと批判もあるようだが戦時型のD51をこのように屋根をつけて保存してくれているだけでもありがたいが 実際の手入れは町役場ではなく国鉄OBの方々と聞いてしまって考えが変わってしまった。戦時型らしくドームは角ばっていてランボードも木製だった頃の形のままで作り直してある、ドームの後ろに重油タンクが載っていて遠軽機関区に来てから密閉キャブに改造されテンダーも木製から直されていて形状が微妙に他と違うような気がする。 タブレットキャッチャーが付いてナンバープレートが前よりにずらされたキャブにはバタフライスクリーンが付いていて 他にいろいろ北海道仕様になっている。大きく失われたものや壊されたものもなく状態は良好なほうである。
このD51-859の隣に 屋根は無いがキ282が保存されている,キ100除雪車で分類上は貨車だ。回転窓のついた操作室は除雪翼を障害物の有無により広げたり閉じたりする あとは線路上の雪を掻くための鋤を踏切などで上げる操作だけをする場所でブレーキなどは操作室に無い 機関車が後ろからラッセル車を押して進み さらに機関車からの空気で除雪翼の出し入れを行うシリンダーが車内後部に入っていて空気タンクは屋根上に設置されている。こちらは屋外にあるためか塗装にひび割れが出てきていた。
令和8年8月11日訪問












